2017年10月31日火曜日
ブロックチェーンとジャーナリズム
ブロックチェーンをつかった関連技術
これおもしろそうやな
まだまだはやりそうだわ
Civilが目指しているのが分散型ジャーナリズム・プラットフォームで、10月25日にブロックチェーンの開発企業「ConsenSys」から500万ドルを調達したことを公表しています。Mediumに記載されているCivilの概要を整理するとこんな感じです。
創業者Matthew Iles氏によると「広告やフェイクニュース、外部からの第三者の影響を受けないジャーナリズムのための自立的なジャーナリズム・プラットフォーム」を目指す
ライターや編集者、フォトグラファー、ファクトチェッカーなどに対して経済的なインセンティブを提供するほか、独立した諮問委員会を設置することで公平で客観的かつ専門的なガバナンス構造を提供する
ジャーナリストはこのプラットフォーム上で自らの記事を発行するためのチームを組むことができ、読者はこれら個々のジャーナリストをスポンサードする。これらの取引にはブロックチェーンベースのスマートコントラクトが適用され、Civilは独自トークン「CVL」の発行を計画している
Civilはローカルニュースや政治、調査報道に力を入れる
まだ詳細はこれから、という感じですが、いわゆる非中央的なメディアプラットフォームでありながら、その情報の正確性や正当性を諮問機関によって担保し、かつ、こういった「ボランタリー」な活動を何らかのトークン発行によって支援しようというモデルが浮かび上がってきます。
なんていうんでしょうか、どこかのブログプラットフォームで書かれてる自由な記事が第三者機関によってきちんとチェックされている上に、読者からの支援でしっかりとそのコスト構造もカバーされている。さらにそのトークンを保有する人、つまりその情報を支持する人たちが増えれば増えるほどネットワーク効果が働き、トークン自体の流動性や価値も高くなる、といったところでしょうか。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿